amoreペディア 001【コロンブスの卵】
【amoreペディア】とは
amoreが一人で作っていく「百科事典」である。
自分の好きな用語や格言、ことわざ、逸話、昔ばなし等で構成していく予定。
また、この辞典はamoreの主観や思い入れ、偏見と無知と夕飯のメニューにより
本来の意味とはまったく違ったものになることが予想される。
独自のフィルタを通し、できるだけ物事をナナメ後方から観察したいと思う。
※正しい意味を知りたい場合は「ウィキペディア」で調べてください。
【コロンブスの卵】とは
『学園都市』版
逆立ちした生卵を支えなしで机の上に立てるという、学園都市の念動力(サイコキネシス)専攻の
時間割(カリキュラム)。
能力が弱くても強すぎても卵を割ってしまうため難易度が非常に高く、失敗すると朝まで居残りを
させられるという恐怖の試練である。
そのため、小萌はこの課題を生徒への戒めとして口にする。
(『とある魔術の禁書目録』コミックガイド5.5より引用 ※『とある魔術の禁書目録ノ全テ』の用語集には未掲載)
“コロンブスの卵”ですよ――?」
『ウィキペディア』版
式典*で「誰でも西へ行けば陸地にぶつかる。造作も無いことだ」などとコロンブスの成功を妬む人々に
対し、コロンブスは「誰かこの卵を机に立ててみて下さい」と言い、誰も出来なかった後でコロンブスは
軽く卵の先を割ってから机に立てた。
「そんな方法なら誰でも出来る」と言う人々に対し、コロンブスは「人のした後では造作もないことだ」
と返した。
これが「コロンブスの卵」の逸話であり、「誰でも出来る事でも、最初に実行するのは至難であり、柔軟な
発想力が必要」「逆転の発想」という意の故事で今日使われているが、逸話自体は後世の創作であると
いう説が一般的である。
(「ウィキペディア/クリストファー・コロンブス」より引用)
*筆者注:コロンブスは「黄金の国ジパング」を探しに行って、偶然アメリカ大陸を発見。その祝いの式典。
amoreがこの逸話を知ったのは小学6年生くらいの時。
学研の付録のマンガ冊子で読んだと記憶している。
マンガでは卵を立てられずにいろいろ試す困惑顔の人々と、
グワシャっと机に卵を突き立てたコロンブスの勇ましい顔との対比が印象的だった。
「ナルホド」と思ったものである。
今さら思い出したが、amoreは子供の頃は「発明家」になりたいと思っていたのだ。
人と同じことをするのがイヤで、何をするにも工夫や細工をするのが好きだった。
それは今でも変わらない。
何らかの作品を作った事がある人ならわかると思うが、創作は楽しくもあり、苦労もある。
それは「口で言うほど簡単ではない」のである。
作品を批判され、「それじゃあオマエが作ってみろよ」と思った人も少なくないだろう。
(amoreも子供の頃にはよく思ったが、「コロンブスの卵」を知ってからは雲の上の人となったw)
逆に言えば「口で言うのは簡単」(一般消費者)なのである。
出来上がったものに対して、アレコレ言うのは誰にでもできることだ。
だからamoreは「誰にでも出来ることをする人」ではなく、
「自分にしか出来ないことをする人」を目指したい、と常に思っている。
「わたしに できること ひとつづつ 叶えたい さあ とぼうよ あしたのために♪」
評論家という職業がある。
これも「出来上がった作品」に対して発言するワケだが、上とはちと違う。
なぜなら博識でなければならず、本の評論家であれば古今東西の書物を読んだ上で、
「自分なりの意見や見解」を持って作品を評し、読者を導いていく責任がある。
まあ、世の中プロと呼ばれるものは、それなりのモノを習得しているということだ。
しかし、評論家も人間であるからある程度の偏りはある。 (この偏りがオモシロいワケだが)
これらを踏まえた上で、読者は「一つの指針」として評論を見て本選びをすることになる。
(もちろん本を選ぶ場合、必ずしも評論を見る必要は無い)
だから「コロンブスの卵」も一つの指針であり、誰にでも言えるようなこと、
正論(言わずもがな分かりきっていること)を「さもありなん」的に発言してないか、
常に気をつけたいと思っている。 (思っているだけだったりもする)
[参考]
【評論】 物事の価値・善悪・優劣などを批評し論じること。また、その文章。
【批評】 物事の是非・善悪・正邪などを指摘して、自分の評価を述べること。
【批判】 1.物事に検討を加えて、判定・評価すること。
2.人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。
(「goo国語辞典」より引用)
日本語って難しいですねw
ところで課題の「卵を机の上に立てる」だが、「割る」ほかにもコマのように回す、
塩を敷く、アロンアルファでくっ付ける、念動力を使うなど色々考えられる。
別に指で支えていてもおkだろう。 (世の中には解答がいろいろある、ということ)
『amoreペディア』版
「衆人がみな善をするなら、おのれ一人だけは悪をしろ。
逆も、またしかり。 英雄とは、自分だけの道を歩くやつの事だ」
ああ、これは坂本竜馬の言葉でしたね (^^ゞ
改めて……日本の義務教育で叩き込まれるのは「協調性」。
まあ、これは反社会的分子を淘汰するために国家として必要なことではあるが、
自分の考え方まで「平均化」されてはたまらない。
もちろん「協調性」も大事だが、「独創性」は常に模索すべき。
当たり前と思っていることは、ホントに当たり前なのだろうか?
【コロンブスの卵】とは
セオリーや常識、定石、そういったものに縛られず、捕らわれない
自由ではあるが理のかなった考え方、またはそれができる人のこと。
歴史上の人物では坂本竜馬や高杉晋作、勝海舟が当てはまるかな? (幕末しか知らないしw)
それにしても……現状秩序の否定のようなことしか書けないところが、
まだまだ底の浅いamoreなのであった orz
もっとミラクルなことを書けるようになりたい!! (まあ、千里の道も一歩から~☆)
と、まあ長々と書きましたが、これもamoreオリジナルの考え方です。
でも、時と場合によって臨機応変に考え方を変えていくのだw
まだまだ自分自身も変えていかなければと思う。
失敗は何らかの糧になり、経験値もUPで止まってなんかいられない、と思うのですよ♪
次は何を作ろうかな? かな?
※ブログのネタに困ったら!
みなさんも自分のオリジナル辞典を作られてみてはどーでしょーか?
これから社会人になられる方へ――
企業にとって一番大切なのはやはり「協調性」でしょう。
「学歴」は企業が選別する際の判断の基準でしかない。 (大きな会社では学閥とかもあるようですがw)
学んだことはそのままでは通用しないことも多いですけど、応用は効きますので。
その後いかに自分を確立していくかが大切だと思います。
「これはアイツじゃないと……」と言われるようなものを身に付ければ♪
(鵜呑みにする人もいないと思いますが、念のためw)
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